桐谷農園AGRIひばりについて

 JR越中八尾駅前に、退職後の夢を描いて離陸した食品加工所併設のカフェは、建築士になりすました建築家T.Mの正体を見破れず、改修不全により、凍えてあっけなく墜落。同じ被害に遭わないように警鐘を鳴らすため、T.Mの不正については、別に詳細を報告する予定。
 この苦痛の一方で、安心な野菜を自家栽培したいとの想いを一部実現。
 限界を超えたと揶揄もされる富山市八尾町の山里桐谷の不耕起田や放棄田を借りて、有機農法による野菜や果物の栽培はスローな展開ではあるが、何よりも信頼と品質にこだわり続けながら継続中。社会に見られる信義を欠く輩を駆逐する思いに重ねながら愉しんでいる。
 年度をまたぐ作物もあるが、現在の中心作物は、ニンニク「福地ホワイト六片」、大実生姜「土佐一」、牛蒡「大浦太牛蒡」、里芋「八つ頭」と「唐の芋」である。他に、人参「横浜改良四寸」、ビーツ「デトロイトダークレッド」、大根「白首夏大根」、ドライトマト加工を目指すミニトマト「グレープ」と「ボルゲーゼ」、そしてズッキーニやカボチャを育てている。全て、有機JAS(有機栽培の日本農林規格)に従って、農薬と化学肥料を3年以上使わずに管理した圃場での正規の有機栽培法によりこの5年間育てている。