桐谷農園AGRIひばりについて

JR越中八尾駅前に、退職後の夢を描いて離陸した食品加工所併設のカフェは、建築士になりすました建築家T.Mの正体を見破れず、改修不全により、凍えてあっけなく墜落。同じ被害に遭わないように警鐘を鳴らすため、T.Mの不正については、別に詳細を報告する予…

AGRIひばり通信を改めて再開します。2018.06.27

NPO法人 ”アイ・フィール・ファイン” に参加して、桃源郷のような山里 富山市八尾町桐谷地区の放棄田や耕作放棄地を借りて、有機JAS認証を獲得して野菜や果実の栽培を始めて5年が過ぎます。 当初、期待したマルベリーの栽培は、この土地の歴史である養蚕が…

フォルクローレ WAYNOのライブ in 八尾 AGRIひばりで開催 2015.11.29 (日) 

今年のおわら風の盆本祭の3日間、東北エイドの皆さんがチャリティーカレー食堂「ネパランカレーのお店」を越中八尾駅前郵便局 隣の古民家であるAGRIひばりで開きました。その際に、WAYNOのメンバーである谷中さんの奥さんがピアノを生演奏されたのが今回のラ…

黒ニンニクは作った方が得か、買った方が得か。

生のニンニクは、アメリカ国立ガン研究所が発表した「デザイナーフーズ計画」の中で、127種類の野菜・果物の中でガン予防機能性フーズのトップに選ばれまし た。そして、その生ニンニクを高温・高湿度雰囲気中で熟成(:私は、発酵や化学反応などにより、元…

AGRIひばり再活動 : 栽培・から加工販売 安全で安心できる美味しい保存食の開発を目指して、夢を一歩ずつ実現します。

冬の寒さを防ぐことが出来ず、悔しい思いでカフェコーナーを閉じてから3年が経ちました。 結果として、当初のビジョンは縮小し、原点に回帰して再出発です。 私とパートナーの妻に残された時間も体力も、そして精神力と財力も僅かです。 商いプラザ<AGRIひ…

AGRIひばりの夢と痛み

久しぶりに、身の回りに起こる出来事を,素直に率直に書こう。困難に見舞われてはいるが、AGRIひばりの夢を捨ててはいない。 開業時に受けた大きなダメージによる心の落ち込みを回復するのに3年もの時間がかかってしまった。 自分を見直すために、この間にあ…

雪の合間

降り続いた雪空が裂け、久しぶりの晴天を得た。 陽光を乱反射する純白の結晶雪と空の青みがなす輪郭ほど 明瞭で美しいコントラストは他にあろうか。 この精気あふれる大気の中で、やっかいものになった雪を 退かす作業をすることは疲れるが苦痛ではない。 幸…

旧暦 睦月十日

北極寒気を招き入れる高層の気圧配置が続き、 1月21日から2月3日(旧暦師走廿八日から 睦月十二日)までの天気は、まさに「大寒」 そのものである。 我が家周辺の積雪は久しぶりに1m50cmを超 えた。 雪には強い親しみを感じる自分であるが、毎日 2…

”Cafe来茶” 開店のお知らせです

夢の実現にチャレンジする若い女性が、JR越中八尾駅前の商いプラザ《AGRIひばり》 に”Cafe来茶(くるちゃ)”という名前でカフェを新しく開店しました。 店主の女性の愛称は「あっちゃん」、優しさにあふれる子育て真っ最中のお母さんだ。 お店づくりのモット…

久婦須川の上流を歩きました

今日はまさに日本晴れと言える天気だった。 「籾を干す 秋色の風が 曲運ぶ サクスフォンの 似合う集落」 大正米(餅米)の籾を天日干ししている間に 桐谷の水源の森を訪ねた。 久婦須川源流域は、人の手が入った割には原生林 の面影が深く残る。小さな谷であ…

有明の月を見たガット出の水

午前6時過ぎ、桐谷はガット出の水汲み場に着く。 ふと見上げると海韻館に連なる山の端に有明の月が ほんのりと白く光を残していた。 芒立つ 有明の月 手に納め 汲んだ水を松原台地の畑に撒く。 乾燥しきった大地に音を立てて水が吸い込まれて行く。

仲秋の名月

仲秋など気にもかけず、太平洋高気圧が勢力を盛り返し、厳しい暑さ がぶり返している。 これ幸いと、この好天に感謝して、今までできなかった家の周囲の 整理や薪を薪小屋に積み替える作業などにこの数日間勤しんでいる。 そして、今日は初冬に収穫する野菜…

風の盆 あれやこれやで 通り過ぎ

8月20日から9月3日 期間営業したCafe Gokko in 八尾 at AGRIひばり でギャルソン体験 ・・・ 気配り、目配り、言葉配りを実地に学んだ。 8月30日 草刈りをした桐谷の耕作放棄地を耕し、蕎を撒く。 予想外に早い雨に、K永さんは傘を広げて運転です。…

草取り、草刈り、葱の畝

午後、空いた時間を使って、赤とんぼへ行った。 桑の様子を見て回ったが、食害?は拡大していな かった。 そのあと、エンジン刈り払い機で作物の周辺を刈 り、残った草は手で取る。 雑草を手でむしり取っていて、彼らの強さの秘密を 目の当たりにして、手が…

赤とんぼの桑に食害?

松原台地に借りている桑と野菜の畑「赤とんぼ」 長雨と高温そして気まぐれな日照で草は伸び放題だ。 八つ頭や唐の芋は喜んでいるようだが、豆や葱は雑草? に埋もれて喘いでいる。 土壌改良のためにと鋤込んだそば殻から思わぬ数の 芽が出て、今や蕎のお花畑…

糸トンボがいっぱい

山紫水明の里「桐谷」に、NPO法人アイフィールファインが稲を 無農薬有機栽培する田んぼで稲を元気にするために、ガット出の水 で木酢液を約100倍に希釈した液を噴霧をした。 重い噴霧器を背負い、田んぼの泥に足を取られながら行うこの作業は 大変だ。し…

カフェゴッコ in 八尾 

今日から、AGRIひばりでカフェがプレオープンした。 恒常的な営業を目指して、8月20日から30日まで そして9月1日、2日、3日のおわら風の盆期間の 開店だ。 お店の名前は “カフェゴッコin 八尾”だ。 富山市今泉のとやま健康生きがいセンターにある …

8月12日付けの記事「山の畑に水を運ぶ」の修正について

「山の畑に水を運ぶ」の記事のなかで、利用させて頂いていた用水の水について 、読まれる方に誤解を与えるような表現がありましたので、該当部分を削除し、 修正いたしました。 ご迷惑をお掛けすることになった方々にはまことに申し訳なく思っております。 …

山の畑に水を運ぶ

熱帯地方のスコールを思わせる雨が続いた後は、灼熱の太陽に 大地が乾涸びそうになっている。 水の便が極めて悪い赤とんぼの場合、 昨年は、用水の水をタンクに汲んで畑に撒いた。しかし、「農薬を使わずに栽培したい」とのこだわりに一抹の後 ろめたさを感…

最近の取り組み

4週間ほどこのブログを書けなかった。 しかし、この間にも前向きな取り組みは多く、AGRIひばりの 再挑戦が始まることになった。 Cafe GokkoなどAGRIひばりの目指すことに共感していただく人たちと共に コミュニティーカフェを、AGRIひばりの厨房プラザ(ひ…

畑に水を入れて落とす

太陽から達する炎熱の放射は、太平洋高気圧の勢力を維持し、水銀柱の真夏日 ラインをいとも簡単に制圧する。 芋達は葉を垂れて蒸散面積を小さくし、灼熱の大気に防戦一方だ。 芋達の喘ぎを静め、光を思う存分浴びる元気を取り戻すのは水、その水を畝間 に入…

八つ頭の畝は今

久しぶりの報告です。 2週間以上早い梅雨明けにようやく体調が追いついたようだ。 しかし、夕立があっても慈雨とは言えない程度のお恵み、今や 八つ頭は頭を垂れるようにしている。肥料の前に水だ! 園主であるS井さんから助言され、用水支流の水路から直接…

梅雨の一休み

スコールのような雨風をもたらした前線が南下して、 今日は夏の日差しがまぶしい一日だった。 朝一番でニンニクを掘り上げ、帰宅してから近くの 畑の様子を見る。 その後は、建築法規について調べる。無資格の建築家 によるリノベーションがもたらす被害には…

今日は休業日

午前中、いくつかのことを業者と交渉している間に外作業の タイミングを失った。 午後は、強い風を伴った雷雨。 そこで、このようなときは家に居られるだろうと思いS井さん をお訪ねしたが、外出中だった。 家に戻り、お茶を飲んでゆったりしたところで、今…

「飛越源流の森づくり2011・夏」 参加

高山市清見町夏廐で実施された恒例の「飛越源流の森づくり」に参加した。 1999年9月に飛騨地域で起きた集中豪雨が、大量の流木を神通川の 濁流に載せて富山湾に運び、漁業に深刻な被害を与えたことがきっかと なり生まれたボランティアイベントだ。海の…

ひばりプラザ

ようやく、また写真をアップできるようになったのでブログを再開する。一昨日は、AGRIひばりの中庭を除草し、昨日と今日はAGRIひばりのプラザ (1階のイベントホール)内の掃除をおこなった。 今度の日曜日、久方ぶりにイベント会場として使われるからだ。 …

夏至のカボチャ

今日は夏至だ。 天気は、最高気温が35℃となる猛暑日になった。 昨日、思わぬところに保管し忘れていた昨年収穫した最後のカボチャを発見し、 煮て食べた。 それがとてもしゃきっとした歯触りで、あっさりした味だ。 朝食後、角間の畑を見てまわり、野菜の…

タマネギの保存とニンニクの試し掘り

食料となる農産物や海産物の保存は「技法」を超えて美学の 域に達するものも多い。特に、発酵を活かした食品によく 見られる。現在、我が家にそれらがないのは残念だが・・。それに比べると、生を乾燥して保存するだけの作業はとても 美学云々と言えることで…

水やりとカモシカ

定植の後、雨が少なく、八つ頭芋が水を欲しがっている。 けれど、赤とんぼがある松原台地はいつでも水が通って いる訳ではない。 そこで、下の用水路まで水汲みに行く。 乾いた土が水をうまそうに吸い込むのを見るのはある種の 快感を呼ぶ。 さ〜て、今日は…

ジューンベリーを収穫する

自宅の周りに、本数は僅かだが数種類のベリーを育てている。 私は、「ベリー」とは食べられる小さな実がなる灌木だと捉えている。 しかし、マルベリー(桑)やジューンベリー(ザイフリボク)はブルーベリーや ブラックベリーと比べるとずいぶん大きな樹にな…