第一回 食談義研究会(仮称)がAGRIひばりを会場にして開かれました  2011年1月12日

全国展開プロジェクト「おもてなし事業」の一環として、富山市八尾山田商工会が企画する
食談義研究会(仮称)が、AGRIひばりで開催されました。
湯布院からお招きした料理人 新江憲一さんから、料理を通して来客をもてなす心と技を 
間近で見聞するために、八尾の若い料理人と食材を供する農業者が30数名集いました。

(新江さんの講義・・・目からうろこが落ち続けます)

(新江さんとの真剣なやりとり)
新江さんは技の料理人ではなく、食材と心を通わせ、それらが有する核芯のおいしさをひきだ
して客人に供する「もてなし哲学」の実践者であると思いました。
かれの話はユーモアたっぷりで辛辣、しかし、努力する天才が放つオーラを感じさせる明快な
知恵があちこちに詰まっていました。
彼の言う「命にまっすぐにつながった料理」がこの八尾の至る所で食べることができるように
なれば、21世紀の八尾町建ての夢が形になるはずです。

(八尾のおわら編み笠をイメージする創作レシピ
 ・・・素材である 大根、干し柿、大葉、胡麻 が生かされ合っています)

(新江さんが、素人料理者を励まされることば・・・
   「素人だからこそプロに勝る一品は作れる」技ではないのですね。
  そんな素人に示されたイカ入り玄米リゾット)

(まさに、目からうろこ・・・海水をドレスにしたてた哲人のサラダです)


(真剣に語り合う、食の八尾で未来を担う若き料理人たちの真剣な議論)

若い料理人たちの真剣さと熱い思いを感じたこの場で、それは必ず訪れると
信じて研究会に参加していました。

新江さん、ほんとうにいい刺激をありがとうございました。

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  AGRIひばり カフェコーナー営業休止のおしらせ

 期間:不本意ですが、長ければ、3月末位までになることは覚悟しています。
 事情:
 AGRIひばりの室温が、ストーブを焚いても焚いても上がらない悩みについては既に書いてきました。
 今の状態で、カフェコーナーの営業はできないと判断しました。今日のように外気温が1、2℃の場合、
 ストーブを焚いても室温は10℃くらいまでしか上がりません。
 但し、多くの人が入り、ガスレンジとオーブンを連続稼働させる昨日の食談義研究会の用な場合は、
 ストーブを焚いて18℃までになりました。
 そこで、今日1月13日(木)から、貸し切りでご利用になられるお客様は別として、建物の根本的な
 改修を終えて、室温をおもてなしができるようになるまで、当分の間、不本意ながらカフェコーナーの
 営業を休止することにさせていただきます。
 ご迷惑をお掛けすることがあった場合は、どうぞ事情をご理解いただきご容赦ください。

                        AGRIひばり 代表 長谷川 充