山の畑に水を運ぶ

熱帯地方のスコールを思わせる雨が続いた後は、灼熱の太陽に
大地が乾涸びそうになっている。
水の便が極めて悪い赤とんぼの場合、
昨年は、用水の水をタンクに汲んで畑に撒いた。

しかし、「農薬を使わずに栽培したい」とのこだわりに一抹の後
ろめたさを感じていた。
こだわりを外したら自分でなくなる。ベストであることを実現で
きない。自分への妥協は極力しないことにした。
そして、源流の水に近い水を分けて頂き運ぶことにした。
天地水明の里、桐谷の谷の奥に湧く水を引く「ガット出の水」で
ある。水を引かれたY口さんにお話し、水を汲みに訪れる人達の
邪魔にならないようにすることで、利用することに了解を得た。

トラちゃんの荷台に積んだ300リットルのタンクで畑に運んで
いる。


(本記事の修正について)

 この記事のなかに、用水の水について、読まれる方に誤解を与
えるような表現がありましたので、削除し修正いたしました。
 今後は、関係される方々にご迷惑が及ぶことのないように十分
注意をして参ります。
                  2011年8月15日